米PC Magazine誌の悪質URL防御力試験で最高評価獲得

米国ベストパソコン雑誌 PC Magazineのリードセキュリティアナリスト、Neil Rubenking氏によるセキュリティ製品による悪質URL防御力テスト結果が2017年1月17日に発表され、PC Matic SuperShieldがトップスコアを記録しました。同氏は、「PC Maticは99.87%のスコアで競合を引き離しました」 とコメントしています。

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工場、企業でPCのオフライン利用はとても危険

セキュリティの観点から、工場や企業においてパソコンをインターネットに接続せずに利用と決めた企業があります。しかし、実際には様々な間接的な接触を通じてパソコンがウイルスに感染するケースが多発しています。人がネットに接続していなくとも、接触感染するのと同様に、可搬型の保守用パソコンやUSBメモリ等の記憶媒体を通じてウイルスは広がっています。その結果、工場でConfickerウイルスに感染し、工場のラインが停止してしまう事例が日本国内でも年々多く発生しています。記憶媒体やノートパソコンを通じて外部に送信される事例も数多く報告されています。

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Mac OS Sierra用セキュリティソフト評価試験結果 (2016/12) AV-TEST

Mac OS用のウイルス発生件数は、Windowsと比較して数万分の一であるものの、それでも年間数万件のウイルスが発生・検知されており、脅威が存在していることに違いはありません。
オーストリアのセキュリティ検査会社であるAV-TESTは、Mac OS Sierra向けにリリースされている12のセキュリティソフトを評価にかけ、検知性能などを調査し、その結果を公表しました。

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世界初のランサムウェア防御率試験

1970年代、米国を始め世界中はオイルショックに苦しみました。 ガソリンスタンドには長い列ができ、他人の車からガソリンを盗む事件が起きるまでの事態となりました。オイルショックの後、米国連邦政府は車両燃料効率を測定するための仕組み(MPG)が作成され、 今日、すべての車にはMPGの格付けがあります。消費者は自動車購入時に車のMPGを購入指標の一つとしてそれを利用しています。この燃費表記が定着したため、自動車の燃費は大幅に向上しました。 今日において燃費を究極にまで伸ばすため、市場には電気自動車とハイブリッド車が投入されるに至りました。 これは燃費競争によるところが大きいでしょう。

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セキュリティソフトを軽く動作させるのは大変

この2,3年で国家諜報機関が作成した標的型ウイルスはますます巧妙になり、犯罪集団や一個人が作成した身代金支払いを要求するランサムウェアが激増という言葉が適切と思われるほど急増しています。ウイルスを作成する関与者と予算が増加していることが背景にあると推測されますが、いままでと同じ人数で脅威の分析をしているセキュリティソフト提供会社のマルウェアリサーチャーにとっては寝る時間も惜しむほどの出来事になっています。 続きを読む

ソフトウェアにも利用可能寿命はあります

自動車を誰かが整備しなければ、長く使い続けることができないのと同様に、パソコンのソフトウェアも開発者が新しい環境に適用させるためにバージョンアップしなければ、いつかは脆弱性などにより利用することができなくなります。

Windowsは高い後方互換性を持っているため、新しいWindowsでも古いWindows用に開発されたアプリケーションを起動させることは可能です。しかし、アプリケーションに内包する古い再配布モジュールやそれに起因する脆弱性、アプリケーション自身に新たに発見された脆弱性などが潜み、利用可能であってもパソコンへ脅威をもたらすものへ徐々に変化してきます。 続きを読む

FBI、ホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティを推奨

2016/7/13、米連邦捜査局(FBI)は、州政府の警察機関や法務執行機関において「ホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティ」を採用することを推奨するとした専門家のレポートをまとめ、発表しました。https://leb.fbi.gov/2016/july/growing-risk-of-data-sabotage-protecting-law-enforcement-agencies

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