FBI、ホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティを推奨

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2016/7/13、米連邦捜査局(FBI)は、州政府の警察機関や法務執行機関において「ホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティ」を採用することを推奨するとした専門家のレポートをまとめ、発表しました。https://leb.fbi.gov/2016/july/growing-risk-of-data-sabotage-protecting-law-enforcement-agencies

ランサムウェアウイルス(例えば、CryptoLocker、CryptoWall、TeslaCrypt、およびAlphaCrypt)などランサムウェアキットおよびそれを利用した亜種の出現数は、増加の一途を辿っています。ブラックリスト方式や挙動をみるヒューリスティック分析を用いても回避する技術が提供されているため、既存のセキュリティソフトとは異なる次世代のセキュリティソフトが必要との見解です。

善良なアプリケションを利用するホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティを利用することで、これらの脅威から政府機関や法務執行機関の業務が保護されると考えています。

 

米サウスカロライナ州ホリー郡の学校区がランサムウェアによって感染し、身代金を支払ってしまったことが有名ですが、ランサムウェアによる感染を二度と起こさないために、文教版 PC Matic Proを米サウスカロライナ州ホリー郡の全ての学校に導入しました。

 

米国の公的機関において、ホワイトリスト方式のエンドポイントセキュリティ採用表明が相次いでいます。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る