Windows10への更新をまだ待つ、5つの理由

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1. レガシー プログラムと機能が削除されています。

Windows 10 は、いくつものバリエーションがあるWindowsを既存のデスクトップアプリケーション(CWA)を巻き込み、1つに統合していく方向性を示したマイクロソフトの新たな試みのようです。数多くのアプリケーションがCWAベースで作られていますが、今後は恐らく、機能の大幅な変更または完全にこれらが利用できなくなってくることでしょう。windows10wait-featuredimage

OS機能の面では、Windows Media Center にて搭載されていた DVD 再生機能と Windows 7からあったデスクトップガジェット機能を削除しています。Windows 10 で DVD を再生するには、「ストア」から「Windows DVD プレーヤー」の形で復元できますが、Windows 7 または 8 でその機能を持っていなかった場合、1500円を支払う必要があります。さらに、Windows Media Center を使用していても、まだマイクロソフトは有料化期限を公言していませんが、無料ダウンロードは期間限定です。しかし幸いなことに、VLC のようにWindows 10 で DVDを再生するためのアプリケーションは存在しています。

windows10wait-mediacenter

しかし、OS に統合されたデスクトップのガジェットは、完全に機能が消滅しています。同様の機能は、フリーソフトウェアである「Rainmeter」 またはその他のソリューションをインストールする必要があります。

前述のとおり、Windows メディア センターは完全に削除され、それが提供していた数多くのマルチメディア機能の多くを失いまします。Windows Media Center は日本では人気がありましたが、国際的には特に人気ではありませんでした。これはパソコン内の動画ファイルを参照して、対応テレビで動画を楽しんだり、テレビをパソコン内で楽しむことができました。

 

2. 亡くしたアプリの有料化

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Windowsで、ソリティアとマインスイーパーを遊んでみたいと思ったことは?それをダウンロードし、遊んでみると、以前は無料でめいっぱい遊べたのに、いまでは動画広告が表示されるとは思いもよらなかったのでは?

この不快な広告をなくして、マインスイーパーを遊ぶには年間1000円の利用費用を支払って遊ぶことができます。もともとは無料であったのに!

Windowsによって更に多くの収益をもたらしたいと考えているマイクロソフトは、いくつかの機能を意図的に標準のWindowsを落として有料化に踏み切りました。彼らはどんな大したことをしたのでしょうか。

 

3.互換性の問題

あなたはアーティストですか。その場合アートコミュニティの間で非常に人気のあるプログラムでる、「ペイント ツール SAI」では、ペンの感度が正常に動作しない、プログラムをまったく起動しないなど多くの互換性の問題を経験している多くのユーザーがいます。一部の利用者からの報告では、Windowsの互換性設定を「Vista SP2」などの設定にすると人気のあるプログラムが動作するという報告もありますが、Windows 8でその互換モードで動いたからといってWindows10でのその互換性モードで動くとは限りません。

いっと自分だけのマイナーな問題だと考えるかもしれません。結局のところ、 1 つのプログラムくらい動かなくてもいいやと考えるかも。またドライバーの問題についてはどうでしょうか?

Nvidia グラフィック カード利用者は Windows 10 へのアップグレードに関する深刻な問題を抱えています。パフォーマンスの低下、表示の問題。問題を解決するには別途ドライバをダウンロードしてインストールの必要があります。表示問題が解決されても、パフォーマンスとフレームレートに達せず、画面のドロップが頻発している例が報告されています。

専門家や愛好家の間では、Windows 10 は、予期しない多くの互換性について頭を悩ませていることでしょう。これは一部のひとの間の問題であるけれど、マイクロソフト社のトラックレコードとなるために、自分自身がそのうちの一人になるべきなのでしょうか。

4.プライバシーの問題

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Cortana は Windows 10 で搭載された新たな主要機能の 1 つですが、これは多くの個人情報を収集します。今後、このプライバシー問題について詳細に解説することとして、まずはOSによるものではなく、コルタナ自身が利用するものを列記します。

パソコンのある場所
予定表データ
アプリの使用状況情報
電子メール、テキスト メッセージ、通話、連絡先からデータ
音楽、アラーム設定、ロック画面の設定、ブラウザでの閲覧履歴および購入履歴

これらの情報収集をもし信じていないのでしたら、 Microsoft社のプライバシー ポリシーをご自身でご確認ください。コルタナ、パーソナル アシスタント、によって収集されるデータの一部は、かなりの量になると予想され正気ではいられません。

5.利用者による選択の制限

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個人版のWindows7~8.1までを利用している人は、Windows 10 への更新が必須のようになっており、不自由を強いられています。自動更新のダウンロードとアップグレードを無効にできるのは、Professional版以上です。これはマイナーな問題のように聞こえるかもしれないが、Windows 更新プログラムは時折いくつかのマイナーでありながら、いくつかの深刻な問題を引き起こしているの歴史を持っています。驚くなかれ、Windows 10 は既にパソコンを完全に使用できなくしてしまう事例を多く作り出しつつあります。

さらに、Windows 10 アップデートはWindows10と互換性のない周辺ハードウェアを使用していても実行され、Windows 10 によってその機能を利用することができなくなってしまいます。これらは、利用者が周辺ハードウェアで利用するドライバなどの選択をすることなく、すべてが自動的に適用されてしまいます。

マイクロソフトは、利用者が標準ブラウザ設定について、Mozilla の CEO、クリス・ビアード氏を激怒させました。既定のブラウザの設定は、Windows10更新によって強制的にEgdeにさせられ、以前の既定ブラウザ設定を行うは、非常に複雑な設定変更を行う必要があり、なかなか見つけ出すことができません。

現在のところ、私は Windows 10 にしてしまった利用者を取り戻すしようとは思いません。Windows 10はマイクロソフトにとって最後のWindowsであり、最強のオペレーティングシステムで、しかも無料。プライバシーを侵害し、システムを不安定にさせる新しいWindowsと各種サービスを体験してみて欲しいとしています。
これらの理由によって Windows 10 にすることは待つべきであると思います。既にWindows10をインストールしている、そしてそれがうまく動作していないと思ったら、「設定」「更新とセキュリティ」-「回復」にて、以前利用していたWindowsに戻してください。これらの問題が修正されます。

5 Reasons Why You Should Hold Back Your Upgrade to Windows 10 By Christopher Harper for MakeTechEasier

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