CryptXXXで呼ばれるランサムウェアのTeslaCrypt プロジェクトが中止されマスターキーを公開

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CryptXXXで呼ばれるランサムウェアの元となったTeslaCrypt プロジェクトの開発が中止されたことが明らかになりました。プロジェクト関係者は、「迷惑をおかけして申し訳なかった」と謝罪し、マスターキーが公開されました。亜種に関しても、このマスターキーで暗号化を解除することが可能となる可能性があります。

teslacrypt-closed

http://www.bleepingcomputer.com/news/security/teslacrypt-shuts-down-and-releases-master-decryption-key/

ただし、他のcryptowall 4.0など他プロジェクトは進行していますし、BitCoinなどにより送金の秘匿性が確保されていることから、今後ともランサムウェアは縮小をせず、残念ながら増加することが推測されます。このような非常に悪質なソフトウェアの配布行為を縮小させるには、支払を行わないという感染者側の確固たる意志と、支払った人へ社会的な責任を問う世論形成が必要です。

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