恐怖をあおって現金化
アメリカでも新型コロナウイルスに関するニュースが数か月前から増えています。各国は国境を閉じ、主要メディアは毎日新型コロナに関する速報を伝えています。新型コロナへの恐怖をあおってサイバー犯罪者が利益を得ようとしています。
増加したニュースに便乗して、サイバー犯罪者は偽の情報や警告が書かれているフィッシング詐欺メールを送信しています。最も多いものは、添付ファイルがある偽警告フィッシングメールです。添付ファイルをクリックして「健康ニュース」を取得するとウイルスに感染します。
どう対処すればいいのか
フィッシング詐欺から身を守るために、まずは送信者のメールアドレスを確認し、リンクや添付ファイルをクリックしないようにしましょう。また、グローバル・ホワイトリスト方式を採用しているウイルス対策ソフトを使用しましょう。
次に文章にも気をつけましょう。多くのフィッシング詐欺メールは、疑わしいURLが書かれているだけではなく、文の書き方がおかしいものがあります。(外国の人が翻訳ソフトで日本語にしている場合があるため)
何が正しいのか、何が安全なのか分からない場合は、信頼できるサイトから正しい情報を得ましょう。世界保健機関、厚生労働省、国立感染研究所 などが最新の信頼できる情報を発信しています。
恐怖をあおって利用しようとする悪意のある人がいる事を忘れないようにし、メルが届いた時は、まずは一呼吸おきしょう。リンクや添付ファイルのクリックをしないようにする事で被害者にならないようにする事ができます。