無料には落とし穴がある
昨日、PC Maticデータ整合性の誓約を発表しました。
最近、一部の「無料」セキュリティソフトは落とし穴があるというニュースが発表されました。
PC Magの記事である無料セキュリティソフトでユーザーのデータが収集され、販売されている事が明らかになりました。この製品からの主張によると、情報を匿名化しているので問題ないとのことです。
匿名だと安心なのか?
これらの製品は意図的に顧客に嘘をついているわけではありません。仕組みが問題です。匿名化はされますが、ユーザー情報に戻せるようなタグ付けがされていて、情報の識別が可能になります。
データ収集は最近始まったものではなく、企業が消費者の動向を知るのに役立ち、どういう人がどのようなものを購入するかなど、製品市場を動かすうえで使用しています。
プライバシー
インターネットで世界中と繋がっている昨今では、プライバシーは重要です。履歴を閲覧および購入して消費者を特定することで、より洗練されたフィッシングを行うことができます。
標的型で洗練されたフィッシングは、サイバー犯罪者の中で人気があります。彼らは、特定の従業員の情報を購入して、その従業員のパソコンに侵入します。そして侵入したパソコンから会社のシステムにアクセスし、必要なデータを奪おうとします。
ただより高いものはない
PC Maticはデータを決して公開しないことを顧客に誓約することにより、組織のセキュリティの保護をさらに一歩進めています。
「無料」のセキュリティ製品は本当の意味で無料ではありません。 無料の代わりに大切な情報が取られています。これはセキュリティソフトだけでなく、フリーソフトにも散見されます。
セキュリティソフトは、信頼できるものを使用することをお勧めします。