廃業しないために

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

中小企業への脅威

National Cyber​​ Security Alliance の2017年のレポートによると、アメリカの中小企業の6割は、サイバーセキュリティ攻撃にあった6ヵ月以内に廃業しています。セキュリティ攻撃の対策をする事は、データを保護するだけではなく、会社を守る事にもなります。

中小企業は、大企業よりもセキュリティ対策がしっかりしていない為、より標的にされてしまいます。また十分なセキュリティ対策がされていないため、外部の人間にセキュリティ対策を依頼したりしています。

セキュリティを保つには

ランサムウェアによって破壊される可能性を減らすためにセキュリティを保つには、いくつかの事を行っておく必要があります。

まず、全てのAVおよびセキュリティプログラムを分析する必要があります。ほとんどのウイルス対策ソフトは、誰かが感染した後にそのウイルスを登録する ブラックリスト型を採用しています。これでは、誰かが犠牲になってしまいます。この方法はウイルス対策としては万全ではありません。

2番目に行うことは、全てのOSとアプリケーションが最新版であるかを確認することです。
ソフトウェアの作成者からの更新は、これまで見つかっていなかった脆弱性を修正しています。脆弱性を自動更新してくれる管理システムががあれば、意識しなくても更新してくれます。

3番目に行うことは、教育です。サイバー犯罪に備えるには知識を身に着ける事が大切です。危険なところを見つけて、悪意のあるファイルやリンクを誤ってクリックする可能性を減らす方法を知るようにしましょう。

4番目に行うことは、パスワードの管理です。パスワードは6週間ごとに変更する必要があり、数字と特殊文字に加えて、大文字と小文字の複雑な組み合わせにする必要があります。パスワードを書きとどめるのではなく、安全に保管するパスワードマネージャーを使用してください。また、同じパスワードを何度も使用しないようにしましょう。

最後に行うことは、すべてのデータのバックアップです。クラウドベースのバッグアップ、外付けHDDやUSB外部ドライブによるバックアップなどが考えられます。
外部ドライブでバックアップを行う場合は、外部ドライブも攻撃されないように、バックアップが終了したら、パソコンとの接続を解除して、コードやUSBを抜いておくことが重要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る