ランサムウェアがユタ州の医療施設で感染拡大

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ランサムウェアのRyuk、ユタ州の11か所の医療施設にに猛威をふるう

7月にユタ州の11か所の医療施設がランサムウェアに感染しました。
初期調査によると、ランサムウェアの亜種、Ryukuを使用して医療施設のネットワークを暗号化しました。

Ryukuは、管理システムのIT化を行っている大企業をターゲットにしているランサムウェアの亜種です。
医療業界のIT化により、必要なデータが暗号化されると業務がまわらなくなるため、身代金の支払率が多いため、狙われるケースが増えています。現時点で当局は、今回のケースで身代金を支払ったかの確認はできていません。

感染から2ヵ月たった9月の時点で、医療施設は患者320,000人にランサムウェアでデータが暗号化された事を通知しています。患者のファイルが漏洩しているかは確認できてませんが、医療機関は患者さんにできる限りの情報を提供するように努めています。

その他のランサムウェア攻撃

2019年でアメリカで発生したランサムウェア攻撃マップです。
かなりの件数がある事がわかります。

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