ランサムウェア攻撃を受けたLinuxサーバ

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ランサムウェアの新境地



MacとLinuxのユーザーには、共通点がありました。それは、Windowsユーザーにはない方法でランサムウェアを回避することができるということです。最近までは。

2020年は物事が変化の年になりました。ランサムウェアの攻撃が急増している一方で、Macへの攻撃についても耳にする機会が増えています。そして今、サイバー犯罪者がサーバーに侵入する方法を発見したことで、Linuxもその仲間に加わりました。

Linuxマシンを攻撃するRansomEXXと呼ばれる新しいファイル暗号化トロイの木馬が発見されました。このトロイの木馬は標的性が高く、発見されたコードの各インスタンスに標的となるエンティティの名前が埋め込まれています。この脅威は単なる仮説ではなく、テキサス州運輸局やコニカミノルタがすでに被害に遭っています。

このトロイの木馬は長い間Windowsマシンに感染してきましたが、Linuxに感染したのは今回が初めてです。無敵のものはありません。しっかりとしたセキュリティ計画を立てておくことがランサムウェアに対する最善の防御策となります。

Linuxは、NASやルーターを始め、様々な産業機器に組み込まれているため、この流れについては特に注意が必要となります。

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