アメリカのサイバーセキュリティ会社であるPC Maticは、サイバー犯罪防止のソリューションを合衆国政府に提供することを主目的とした子会社を立ち上げることを発表しました。
サウスカロライナ州マートルビーチを拠点とするサイバーセキュリティ企業PC Maticは、子会社としてPC Matic Federalのを立ち上げを発表しました。この連邦政府部門は、退役軍人で元中佐のテレンス・マックグローが社長を務めます。
米国国立標準技術研究所（NIST）、米国国土安全保障省の継続的診断および軽減プログラム、米国国防総省のサイバーセキュリティ成熟度によって提示された基準に準拠したサイバー犯罪防止ソフトウェアの提供を目指すモデル認証（CMMC）。PC Matic Federalは、独自のプロアクティブ・ホワイトリストテクノロジーを利用して、連邦機関のゼロトラストネットワークに対応したセキュリティを強化します。
PC Matic CEOで創設者Rob Chengは
「PC Maticが連邦政府向け市場が拡大するにあたり、同氏の経験、知識の深さ、そしてアメリカに最も差し迫ったサイバーセキュリティの脅威に対する洞察は、PC Matic Federalを率いるのに最も適しています。」
と述べ、また
「同氏のキャリアは、サイバーセキュリティインフラストラクチャ復旧を行うための技術と、献身的かつ豊富な経験を持ちます。私たちは彼を私たちのチームに迎えることを歓迎しています。」
PC Matic入社前、Dell SecureWorksのグローバルサービス提供担当副社長とグローバルサイバー脅威調査および分析担当副社長の両方を務めていたマックグロー氏は、Dellに在籍する前は陸軍に27年間勤務。ネットワークエンタープライズを含むさまざまな陸軍部隊の重要なサイバー作戦の指揮を執る兵士たちへの指揮官を務めました。テクノロジー部隊、陸軍サイバー部隊、および通信情報機関を経験しています。
また、テレンス・マックグロー氏は、オールドドミニオン大学で学士号、セントラルミシガン大学でコンピューター情報システムの修士号を取得し、陸軍情報技術大学院で電気通信システム工学の資格を取得しています。
マックグロー氏は「サイバーセキュリティと国民の安心安全は、私が非常に情熱を傾けている関心事です」と言及しました。
「私たちが連邦政府部門であるPC Matic Federalの立ち上げの厳格かつ包括的なプロセスを推進していく際に、この優れたPC Maticを活用できることに興奮しています。」
PC Matic Federalの詳細については、こちらをご覧ください。
