2019年に多かった詐欺被害

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

FTCが報告した詐欺の内訳

連邦取引委員会 (FTC)は、アメリカ合衆国における公正な取引を監督・監視する連邦政府の機関です。
FTCは、詐欺行為にあった場合に報告するように推奨していて、毎年リストを作成し、報告された件数を集計しています。2019年の結果はこちらになります。

2019年の詐欺被害

2019年は、300万件を超える詐欺被害の報告がFTCに寄せられました。その中で最も多かったのは、詐欺師による詐欺被害でした。
他人のふりをして、電話してきてお金をだまし取る、日本でいう特殊詐欺や、Amazonやappleサポートを装ってメールをしてくるフィッシング詐欺など様々な詐欺被害があります。

2019年に最も多かった詐欺は、退職した人たちを対象に社会保障局から電話を偽わる詐欺でした。日本でいう特殊詐欺にあたり、平均1500ドルの被害がありました。

日本と同様にアメリカでも2019年は電話詐欺が最も多かったようです。
行政等から電話がかかってくる事はありませんので、かかってきたら、まずは電話を切り、そのような被害はないかインターネットで検索を行う事や、家族や友人等にこんな電話があったと話をしてみるといいと思います。
慌てず、まずは電話を切ることが重要です。

被害にあったら報告を

FTCは、被害にあったら報告をするように推奨しています。昨年、FTCは被害者が詐欺によってうけた約2憶3200万ドルの損失を支援することが出来たと言っています。

被害にあった場合に被害連絡をする事によって、詐欺師を特定し逮捕する事ができる事もありますので、被害にあわないように注意する事、万が一被害にあってしまった場合は、すぐに被害を届け出ることを心掛けましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る